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【SHOEIの家】自然エネルギー活用の省エネ設計&和×北欧スタイルで、性能とデザインが両立した家@富山住宅公園

2024年4月20日、富山市公文名(グリーンモール山室向かい)にオープンする富山住宅公園に、SHOEIの家も出展!
産学が連携したシミュレーションに基づき、性能とデザインが両立したモデルハウスとなっています。
安定した構造でも大開口の吹き抜けを実現させ、夏と冬、それぞれエアコン1台で全館空調をまかない、省エネを実現。
「和」と「北欧」を融合させ、ACTUSの家具を多く使用した上質なジャパンディスタイルの空間になっています。
延床面積
157.73㎡(約47.1坪)
外皮平均熱貫流率(Ua値)
0.31 W/㎡・K
耐震
耐震等級3
(許容応力度計算・積雪1.5m)
建築年月
2024年4月
住所 富山県富山市公文名1-1
TEL 0120-423-401
営業時間 10:00~18:00 定休日 定休:水曜、第1・第3火曜

「意匠性を犠牲にしない、性能と調和したデザイン」をコンセプトに健康・快適かつ安全で豊かな暮らしを実現したモデルハウスです。

左右で高さの違う壁を採用。左側はプライベートを意識し、視線を遮るような高さにしたのに対し、玄関側は受け入れを意識し、開けるようにしました。2階の外付けブラインドは日射のコントロールのためですが、デザイン面でも楽しんで頂けます。

 

テラスは部屋と繋がっており、リビングやダイニングの延長として活用できます。カフェタイムや読書などを楽しめる空間です。

 

 

少ない電気で1年中快適に過ごせ、万が一の大地震でも安心な暮らしを実現

今回のモデルハウスは、温熱・空気・光環境について、前 真之氏(東京大学 工学系研究科 建築学科専攻 准教授)と前研究室の学生に、構造計画については佐藤 実氏(M’s構造設計 代表)に、それぞれ全面的に協力いただき、産学連携プロジェクトとして計画を進めました。

 

東京大学 前准教授と前研究室メンバーによる環境解析

温熱・空気・光環境の検討にあたっては、熱収支のチェック、消費エネルギー計算、気流や温度分布の解析、室内照度確保や眩しさを抑える光環境解析など、細かなシミュレーションを行いました。

●ブラインドの種類による光環境変化のシミュレーション

 

●小屋裏からの空気循環と温度変化のシミュレーション

 


これらのシミュレーション結果に基づき、モデルハウスの設計に反映して調整を行い、家全体で快適な空間を実現しています。



断熱性能は富山(省エネ基準地域区分5)における断熱等級6を確保し、HEAT20・G2基準を達成できる環境としています。



これらのシミュレーション結果に基づき、モデルハウスの設計に反映して調整を行い、夏・冬それぞれ家庭用エアコン1台で家中の空調を賄えるようにしました。

高気密・高断熱をベースに、日射取得量の調整、再生可能エネルギーの導入、床下・小屋裏エアコンによる全館冷暖房、自然光による室内照度の調整など、「性能×パッシブデザイン」によって、省エネで一年中快適に過ごせる住まいです。

 

 

SNSで「構造王」と呼ばれる佐藤実氏による構造計画監修

「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない!」を理念に掲げ、「構造塾」の運営をはじめとして、木造住宅への構造計算の必要性と意義を日夜発信し続けるM’s構造設計の佐藤実氏。



構造計画にあたっては、初期のプラン段階から佐藤氏に確認をいただきながら計画を進め、実際の構造計算も監修を受けながら自社で許容応力度計算を行い、耐震等級3を実現しています。

佐藤氏には今回のプロジェクトのみならず、構造計画について継続的な指導をいただいており、SHOEIとしても社内の構造設計リテラシーの醸成、自社でプランから構造まで一貫して計画できる設計者の育成に取り組んでいます。

特徴・強み

和×北欧デザインが融合する、ジャパンディスタイル

内装デザインはシンプルで飽きが来ず、どこか落ち着く「ジャパンディ」スタイル。
グレージュやベージュといった落ち着いた色合いに、木や石目タイルで素材感のある柔らかい雰囲気となっています。

通り土間のある大胆な吹き抜け空間

大胆な吹抜けによる開放的な空間の中に、それぞれの居場所を散りばめ、ワンルーム状に関係がつながりあう暮らし。

通り土間やインナーテラスは冬季のアクティビティスペースとして多用途に使え、グリーンも配して緑を室内に取り込みます。

フラットでシンプルな見た目の外観

高さの違う塀は片方は外からの視線を遮り、玄関側は開けるようにデザイン。
シンプルですっきりした見た目となるよう、全体の調整を行いました。
2階は日射熱を調整できるよう、外付けブラインドをしました。

プライベートテラスと繋がる主寝室

主寝室からはプライベートテラスへとつながっています。
室内テラスともつながっており、2階はぐるぐると回れる回遊動線になっています。