富山型のウェルビーイングな住宅を定義するため、富山県と連携して作り上げたリノベーション住宅です。

気密・断熱や耐震の皆無だった築60年の古民家を現在の新築水準まで引き上げ、安心で快適に暮らせ、心身ともに満たされる「ウェルビーイングな家」として生まれ変わりました。

富山市の地鉄沿線沿いの立地で、街中暮らしが実現できるお家です。1人暮らしや2人暮らしの方、ミニマリストなご家族にも最適な一戸建てです。

 

ガレージは1台分。近くを富山地鉄が走っており、駅まで徒歩5分の好立地。暮らし方もイメージした家づくりをしました。

元の梁も活かした、新しい物と古い物が融合したデザイン。天井が高く、窓による抜け感もあり広さと開放感を感じて頂けます。

 

---

 

場所：富山県富山市大泉本町2丁目16-8

木造2階建て、延床面積27坪

ご予約制

 

見学予約する

 

---

 

築60年。新しさと古さを融合したモダンなリノベーション住宅

内装を解体し、既存の柱や梁を残して生かしたデザイン。現代の生活スタイルにぴったり合う機能性と魅力が融合された空間へと生まれ変わりました。

 

元々、３間あった1階は、壁を無くしたLDK空間に。大きな掃き出し窓から光が差し込み、梁を現しにした天井が開放的です。

 

増築された吐き出し窓の廊下は素敵なキッチンに生まれ変わりました。スペースを有効活用するため、L字型の壁付キッチンを採用しました。

 

 

2階の和室はウォークインクローゼット付きの洋室に変身。寝室としてお使い頂きます。天井の構造が現しになっているので、実際の広さよりも開放的に感じます。

 

 

現代の新築水準の性能で叶える快適な生活

壁や天井に至るまで施された断熱材や、基礎に吹き付けられたウレタンは、一年中快適な室温を保つための秘密です。

 

リノベーション前の断熱性能は皆無でしたが、丁寧な施工を行うことにより、Ua値0.32w/㎡・K（HEAT20 G2）を実現。

暖房設備のない廊下や脱衣所でもおおむね13℃以上に保つことができ、住居内の温度差が少なくなり、健康面や快適性に対する大きなメリットを得られます。

この物件では、1階はエアコン1台でOK！冬は裸足・半袖ででも寒くない性能です。※省エネ地域区分5での場合

開口部の窓には樹脂サッシのトリプルガラスを採用しています。

 

耐震性能も強い揺れに強い壁をバランス良く配置する事で、耐震改修における評点1.5を獲得。震度6強や震度7の地震が発生しても倒壊しないレベルです。

 

見学予約する

 

 

富山型ウェルビーイングな家とは？

富山型ウェルビーイング指標に基づき、富山県と共にゼロエネルギーハウスの具体的な性能水準を検討。

今回は既存住宅の空家の改修で「ウェルビーイングな家」のプロトタイプを富山県知事政策局とともに作り上げていきます。

 

持続可能な生活への一歩

この物件のリノベーションは、ただの住まいの改善にとどまりません。既存の住宅を利用できる部分を再利用する事で、解体にかかる二酸化炭素を削減しつつ、新築よりもかかる費用を抑える事ができます。

 

---

 

■担当設計士　一級建築士　白井慎太郎

 

コメント

古い建物を高気密高断熱化させる事で、住む方のヒートショック防止や省エネな暮らしを実現できるようにしました。耐震性能の向上も、いつ起こるかわからない大きな地震から命を守るため、なくてはならない性能です。今回は街中のコンパクトな住宅の例になり、近くの公園や公共交通機関を利用した、街とと共に暮らす事も想定しています。新築として作り上げるだけではなく、性能を向上させたリノベーションも新しい住まい方の選択肢として考えるきっかけにして頂ければと思います。

---

 

関係各所

富山県ウェルビーイング推進課　

本プロジェクトを通じて県成長戦略の中心概念である「ウェルビーイング」を具現化しその普及を推進

担当：ウェルビーイング推進課長　牧山貴英氏

 

 

富山県民間活力導入・規制緩和推進課

民間企業との対話を通じ民間活力を活かした事業創出や普及を推進

 

 

富山県カーボンニュートラル推進課

R5.3月に策定した「カーボンニュートラル戦略」に『ウェルビーイングな家』を位置づけ。

その普及を通じ、住宅部門におけるカーボンニュートラルを推進

担当：カーボンニュートラル推進課長　前山巌氏

 

 

富山県土木部建築住宅課

上記戦略を受けて『ウェルビーイングな家』の定義を検討中。本プロジェクトで得られた課題・ノウハウ等を定義検討に活用。

担当：課長　大西哲憲氏

 

 

富山県広報課

本プロジェクトを県公式YouTube等により住宅取得予定者や工務店に向けてリアルタイムで発信し、高気密・高断熱リノベーション住宅の県内普及を推進

 

株式会社M’s構造設計

「日本中の木造住宅を地震で倒壊させない！」を掲げ、「構造塾」運営をはじめとして、木造住宅の構造計算とその意義を日夜発信し続ける。

今回のPJにおいてはリノベーション後の構造に問題がないかアドバイザー的に関わり、耐震補強における「耐震等級３レベル（評点1.5以上）」を実現。

代表：佐藤実氏

 

---

 

リノベーションモデルとして、ご見学お待ちしております。

SHOEIのオーナー様も是非、見学にお越しください！（予約時、備考に「オーナー」と記入して頂けますと幸いです）

また購入にご興味のある方も是非ご相談下さい。

 

---

 

※ご予約は専用フォームにてお願いします。

※ご予約は前日の18時までにお願いします。

※ご予約状況によりご希望日時でのご見学に沿えない場合がございます。恐れ入りますが、予約ページの自由記入欄に第2〜3希望をご入力頂けますと幸いです。