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住宅ローンは「繰り上げ返済」する方がお得?
こんにちは、SHOEIの家です!
家づくりをするほとんどの方が利用する「住宅ローン」。
「なるべく早く完済したい」
と『繰り上げ返済』を考えている人も多いのではないでしょうか。
しかし、繰り上げ返済はメリットばかりではありません。
デメリットや注意すべき点を知った上で、
住宅ローンを繰り上げ返済すべきなのかどうかを、検討してみてください。
◆住宅ローンの繰り上げ返済とは?
毎月の返済とは別に、
元金の一部、または全部を当初の予定よりも前倒しで返済することです。
これによって、繰り上げ返済した分の元金が減り、
その分の利息を支払わずにすみます。
◆繰り上げ返済をするメリット・デメリット
最大のメリットは、「支払い利息(総返済額)を減らせる」ことです。
元金を繰り上げ返済することで、利息負担を大幅に軽減でき、
繰上げ返済しなかった場合と比べて、
総返済額を数十万円以上軽減できる場合があります。
その一方で、デメリットとしては「資金不足のリスク」が挙げられます。
繰り上げ返済により、将来支払う利息は減らせますが
短い目で見れば手元にある生活資金が減ってしまうことになります。
住宅ローンの支払総額を減らしたいがために、
過剰な繰り上げ返済をしてしまうと、
病気やケガ、子どもの教育費など予想外の出費が必要になった時に
お金がなくて困ってしまいます。
家計が圧迫されて日々の生活が苦しくならないよう、
繰上げ返済は、余裕資金で行いましょう。
◆繰上げ返済をする時の注意点
繰り上げ返済をする時、次の2つに該当する住宅ローンを契約している場合は
注意が必要です。
1:繰り上げ返済時の手数料が高い場合
繰り上げ返済をする時には、基本的に事務手数料がかかります。
その額は、金融機関によって様々。
同じ金融機関でも、電話・窓口・インターネットなどの手続き方法によっても
手数料が異なります。
何度も繰り上げ返済すると、その分手数料代がかかってしまうため、
できるだけまとめて返済を行うのがおすすめです。
2:住宅ローン控除を受けている場合
住宅ローン控除は、年末の時点での借入残高に基づいて金額が決まります。
そのため、一部繰り上げ返済を行うことにより、
住宅ローン控除額は減額されます。
無計画に繰り上げ返済をした結果、
当初の返済開始からの返済期間が10年未満となってしまった場合は、
住宅ローン控除の適用が受けられなくなるので
注意しましょう!
▼「住宅ローン控除」についてはコチラ
【新築を建てたら「確定申告」を忘れずに!】
https://sho-ei.net/news/detail.php?id=10491
◆繰上げ返済に効果的なタイミング
おすすめのタイミングは、「お金に余裕がある時」です。
逆に、
・子どもの高校や大学等の進学を控えている
・家のリフォームを検討している
などの、大きな支出を控えている人や生活資金に余裕がない人は、
繰上げ返済の利用は控える方が賢明です。
基本的に、住宅ローンの繰り上げ返済はいつでもできます。
ライフプランや、将来必要になりそうな費用も考慮して、
余裕資金がある時に、繰り上げ返済を検討してみてください。
住宅ローン残高が多いうちに繰り上げ返済を行えば、
その分利息軽減効果は高くなるので、
早めに住宅ローンの返済計画を見直してみるのもおすすめです。
繰り上げ返済はメリットも大きいですが、
無理をした結果、生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。
現在の生活だけでなく、将来必要なお金やライフプランも含めて総合的に考えて、
繰り上げ返済すべき状況かよく考えてみましょう。
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