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こんにちは、SHOEIの家です!
一生に一度の家づくり。
ワクワク感や期待が半分、心配や不安も半分という人が多いのではないでしょうか?
だからこそ、少しでも疑問や不安は事前に取り除いておきたいもの。
お打ち合わせなどでよく聞かれる質問にお答えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
Q:無垢フローリングはどのようにお手入れしたらいいですか?
A:最近ご要望の多い、無垢フローリング。
より長く愛着をもって使い続けるには、定期的なメンテンナンスが必要です。
日常のお手入れをするかしないかで、木の質感や痛みなどに大きく差がでてきます。
せっかくの無垢材をきれいな状態に保つためにも、普段からお手入れをしてあげましょう!
今回は、浸透性塗料(*)で仕上げた無垢フローリングのお手入れ方法をご紹介します。
*浸透性塗料:オイルや蜜蝋ワックスの仕上げのように、木材の内部に浸透して木材を保護する塗料。
ウレタン塗装などのコーティング系塗装のように表面に硬い塗膜が形成されないため、肌触りや質感は木そのものに仕上がり、無垢フローリングにおすすめです。
塗膜がない分、傷やシミがつきやすいのですが、サンドペーパーで削って補修をすることができます。
●日常のお手入れ
1:表面の塵やホコリを掃除機で除去
2:雑巾で乾拭き
日常的なお掃除は、この2点でOK。
キレイな状態を保つことが大切です。
◆NG!やってはいけないお手入れ
<水拭き・水蒸気式のクリーナー>
浸透性塗料は、ウレタン塗装のような木材を完璧にコーティングする塗装と違い、大量の水を含んだ雑巾を使用すると水分を吸収してしまいます。
表面の毛羽立ちや白濁の原因になるので、極力避けましょう!
<ウェットタイプのモップ>
薬品による変色の恐れがあるため、化学雑巾や化学薬品を含むウェットタイプのモップは使用しないようにしましょう。
●定期的なお手入れ
1:年に一度の塗装
無垢フローリングの塗装メンテナンスは、年に一度を目安にすれば十分です。
木材が吸収できる塗料の量には限りがあるので、頻繁に塗るとべたつきの原因となって逆に汚れがつきやすくなってしまいます。
なお、メンテナンスに使用する塗料は、始めに施した塗装に用いたものと同じ塗料で行いましょう。
◆メンテナンスのポイント
大きな家具を移動して全面塗装する必要はありません。
塗装がとれやすいよく歩く部分やよく拭き掃除をする部分を中心に行いましょう。
ポイントは、少量を薄くすり込むこと。
塗装が失敗する原因の大半は、塗りすぎや乾拭きを怠ったことです。
少量を薄くすり込み、べたつきがなくなるまで乾拭きをしっかり行ってください。
<塗装の手順>
◇用意するもの
・現在お使いのフローリングの仕上げと同じ塗料
・ウエス(Tシャツやシーツの端切れなど)
◇必要に応じてあると良いもの
・塗料を入れるトレイ、スプーン
・サンドペーパー(紙やすり)#180、#240~#320
(マットデュアルフィニッシュ仕上げの場合は#600又はスチールウール)
・サンドペーパーの土台
・マスキングテープ
STEP1:表面のクリーニング
塗装をする前に、日々の汚れや気になるシミを取り除きましょう。
表面の塵やほこりを掃除機などで除去し、気になるシミや汚れがある場合は除去しておきます。
◇シミ・汚れの除去方法
まず#180のサンドペーパーを木目に沿って動かし、シミ・汚れを削り取ります。
次に、#240~#320のサンドペーパーで木地を整え、表面を綺麗にします。
徐々に番手を細かくしていくときれいに仕上がります。
STEP2:再塗装
クリーニング後、表面がしっかりと乾いたら塗料を再塗装します。
まず、少量ずつ(ウエスの先端1cm分程)塗料をとって塗ります。
ウエスを使って、木目に沿って塗料を薄くすり込むように塗っていきます。
STEP3:拭き取り、自然乾燥
再塗装後、乾いた綺麗なウエスで表面の塗料をべたつきがなくなるまで拭き取ります。
12時間~24時間(樹種・塗料の種類により)自然乾燥させます。
拭き取りをよく行えば、完全乾燥を待つことなく床の上を歩けます。
※樹種によっては、塗装後に拭き取りを行っても時間が経つと表面から塗料が吹き戻すことがあります。放置するとほこりがついたり、長時間ベタつきが残ったりするため、再度ウエスを使い乾拭きを行って下さい。
【注意点】
※使用したウエスは稀に自然発火する恐れがあるので、水に濡らしてから処分してください。
※再塗装中やその後は塗料の匂いが残るため、十分な換気を行いましょう。
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