こんにちは、SHOEIの家です！

新聞などに挟まれている住宅のチラシに、「坪単価○○万円！」と書かれているのを見たことはありませんか？
家づくりの予算を決める時や住宅会社を探す時に、この「坪単価」の金額で決めていませんか？

坪単価は、住宅メーカーを検討する際のおおよその目安とされる数字ではありますが、坪単価の価格だけで比較するのは、とっても危険です！
その理由は、各会社によって坪単価に含めている項目が違うことがあるからです。

また、SHOEIの家のように注文住宅で家を造っている会社の場合、明確な坪単価を設定していないことがほとんどです。
ですから、坪単価は参考にしてもよいですが、それですべてを決めてしまうと、家づくりや予算計画が失敗する原因になってしまいます。

◆坪単価とは？
「一坪（約3.3m2）あたりの建築費」のことを言い、「建物の本体価格÷延床面積（＊）」で求められます。
＊各階の床面積の合計

例えば、
建物の本体価格　3,000万円
延床面積　30坪
3,000万÷30坪＝坪単価100万円　となります。

この時の「建物の本体価格」の金額の中に、照明器具やエアコン、電気やガスの屋外配管の費用を含めている会社もあれば、含めていない会社もあります。

さらには、まれに外構費用等を含んでいる会社もあり、同じ仕様、同じ規模、同じ間取りの家だったとしても、会社によって坪単価が異なるので注意しなければなりません。

また、価格表示が「税抜き」なのか、「税込み」なのかも忘れずに確認しましょう。
3,000万円（税抜き）の建物を10%の消費税込み・抜きで比べると、300万円もの差が生じます。

以上の事から、家づくりを検討する時には「坪単価」で比較するよりも、「住宅に必要とされるものの総額」で検討することをおすすめします。

「坪単価」をひとつの指標にしたいという場合は、「会社によって坪単価に含まれる内容が違う」ということに注意しておきましょう。