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世界で金利上昇の動き 日本の住宅ローン金利はどうなる?

こんにちは、SHOEIの家です!

世界的なインフレが進む中、多くの主要国で金利の引き上げが行われています。
日本でも、固定金利(5年、10年、35年)がじわじわと上昇傾向。
とはいえ、現在の住宅ローン金利は過去最低水準が続いているので、
家を建てるなら今が買い時であることは間違いありません。

 

しかし、今後の金利推移が気になる方も多いと思います。
それを予測するためには、「引下げ金利」と「日銀の政策金利」に注目してみましょう。

◆引下げ金利とは?

金融機関が定める一定の条件を満たした場合に引き下げられる金利のこと。
「優遇金利」と呼ばれることもあります。
住宅ローンの実際の借入れ金利は、
【借入金利 = 基準金利(店頭金利)― 引下げ金利】
で決まる仕組みになっているので、
引き下げ金利の幅が大きいと借入金利が低くなり、返済額も小さくなります。

 

引下げ金利は、銀行同士の競争が続く限り期待できると考えられます。
近年は、都市・地方銀行だけでなく、ネット銀行も住宅ローンに参入し、
熾烈な顧客争奪戦が続いています。
そのことから、一定の引下げ金利は維持されると思われます。
銀行によっても引下げ幅が違うので、気になる人は直接聞いてみましょう。

 

◆基準金利に影響を与える「日銀の政策金利」

日銀は、国民経済の健全な発展に貢献に向けて、
物価の安定を図ることを目的に金融政策に取り組んでいます。
日銀の金融政策は、様々な経済活動に影響を与え、住宅ローン金利もしかり。
それにより、基準金利が上がれば借入金利も上昇します。

 

ただ、今は日銀が目指す「物価安定の目標」の達成の見通しが立っていないことから、
金融緩和を継続する方向性を示しています。
そのことから、すぐに政策金利が上がるとは考えにくいですが、
いつしか日銀が利上げに踏み切る可能性はあります。
そのためにも、日銀の金融政策の動向をチェックしておいて損はありませんよ!

◆今後はどんな対策をすべき?

今すぐに、住宅ローン金利が上昇する可能性は低いですが、
未来の金利について断定することはできません。
金利上昇の可能性はゼロではないので、金利が上昇した時にも、
慌てずに対策を取れるようにしておくことが大事です。

 

【おすすめの対策法】

 

◇繰上げ返済の資金を残しておく
住宅購入時に、頭金や手数料などで貯金が一気に少なくなります。
手元資金を全て使ってしまう方も多いですが、
将来の生活資金や繰上げ返済を視野に入れ、手持ち資金を少し残しておきましょう。

 

繰上げ返済をすれば、返済期間や返済額が縮小されて総支払額が少なくなり、
金利が上昇したとしても返済負担を軽減できます。

 

◇借り換えを検討する
住宅ローンの金利上昇の影響を受けるのは、主に変動金利型で借りている人。
しかし、固定金利選択型を選んだ人も、金利固定期間が終了し、
自動的に変動金利に移行していることもあるので、この機会に確認をしてみましょう。

 

一般的に、次の条件を満たす場合は、借り換えをするメリットがあると言われています。
○借り換え後の金利差が年1%以上
○住宅ローン残高が1,000万円以上
○返済期間が残り10年以上

 

高い金利から低い金利の住宅ローンへの借り換えは、
住宅ローンの総返済額を減らす効果があります。
ただし、住宅ローンの借り換えには、事務取扱手数料などの諸費用がかかるので、
それらを含めてもメリットがあるか、総合的に判断することが大切です。

 

今回は、金利の最新情報をご紹介しました。
住宅ローンや金利については、難しくて分からないことも多いと思います。
家づくりの資金計画のお悩み、ご相談は、
SHOEIの家までお気軽にお問い合わせください!

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