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平屋はやめたほうがいいって本当?8つの理由と後悔しないための対策を解説

こんにちは、SHOEIの家です!

注文住宅のなかでも人気の高い、平屋。「平屋にしてよかった」という声もあれば、「平屋はやめたほうがよい」という声も耳にすることがあるでしょう。
家づくりで後悔しないためには、メリットとデメリットの両方を正しく理解し、ご自身のライフスタイルや価値観に合った選択をすることが重要です。

この記事では、平屋を建築する上で知っておきたい、8つの懸念点と後悔しないための対策、平屋暮らしをおすすめする理由や知られざる魅力について詳しく解説します。

平屋はやめたほうがいいと言われる8つ理由と対策

ワンフロアでのびのび暮らせると人気の平屋ですが、中にはやめたほうがよいという意見もあります。後悔しないためにも、その理由を知っておきましょう。

1.建築費用が高くなりやすい

ダークトーンでモダンな印象の平屋

平屋は2階建て住宅よりも基礎や屋根の面積が広く、建築費用が高くなる傾向があります。同じ床面積の家を建てる場合、平屋の方が多くの資材を必要とすることがその理由です。

ただし、平屋の場合、階段やバルコニー、2階のトイレといった設備は不要になります。実は、その部分のコストを差し引くと、必ずしも平屋のほうが高くなるとも言い切れないのです。

●対策方法

1.延床面積を小さくする
延床面積を小さくすることで、必要な資材の量を減らし、建築費用を抑えることができます。どうしても広いリビングが欲しいなどの希望がある場合は、廊下のない間取りや、他の部屋の面積を調整して全体の延床面積を小さくするようにしましょう。

2.シンプルな間取りにする
複雑な形状の家は、建築費用が高くなる傾向があるため、シンプルな間取りにすることで、建築費用を抑えられます。

3.建材を見直す
使用する建材の種類やグレードを見直すことで、建築費用を調整できます。例えば、高価な無垢材の代わりに、コストパフォーマンスのよい建材を使用する、外壁を塗り壁からサイディングにするなどの工夫が考えられます。

2.広い土地が必要になる

売り出し中の空き地

平屋はすべての部屋をワンフロアに配置するため、2階建てよりも広い土地が必要になります。そのため、広さを確保しにくい都市部では、平屋を建てるための土地が見つけにくくなります。また、土地の価格が高くなり、購入費用が高額になる可能性があります。

広い土地や建物を所有すると、固定資産税が高くなることも知っておきましょう。

●対策方法

1.土地探しの範囲を広げる
平屋に適した土地は、たくさんあるわけではありません。どうしても平屋を建てたいのであれば、できるだけ広い範囲で探すことをおすすめします。

例えば、都市部や駅近の利便性のよい場所などは、平屋に適した広い土地が見つけにくい傾向にあります。郊外などにエリアを広げれば、希望に合う土地が見つけやすくなるかもしれません。

2.家づくりの期間にゆとりを持つ
条件に合う土地にすぐに巡りあえるとは限りません。土地探しを含め、家づくりのスケジュールにゆとりを持って臨みましょう。

3.防犯上の不安がある

家に設置した防犯カメラ

平屋はすべての窓が地上階にあり外部から侵入しやすいことから、空き巣などに狙われやすく、防犯面を心配される声も聞かれます。小さなお子様がいるご家庭や、ご夫婦共働きで日中留守にしがちな方は、安心して暮らすためにも、セキュリティ対策をしっかりと行いましょう。

●対策方法

1.防犯ガラス・シャッターを採用する
防犯ガラスは通常のガラスよりも割れにくく、侵入に時間を要するため、防犯効果を高められます。加えて、大きな掃き出し窓や道路に面した窓には、防犯シャッターを取り付けるのもよいでしょう。

また、浴室やトイレの窓に面格子を付けるのも効果的です。

2.外構を工夫する
セキュリティを高めるために、セミクローズド外構を取り入れるのもおすすめです。セミクローズド外構とは、敷地の一部を塀やフェンスで囲い、ほどよく閉鎖性を取り入れた外構のことを言います。

塀やフェンスなどがあると物理的に家に近づきにくくなり、外部からの侵入を防止する効果が見込めます。同時に音の鳴りやすい砂利を外構に敷いたり、人感センサーを設置したりと、敷地内に防犯性を高める工夫を施してみましょう。
ただし、外から敷地の中がまったく見えないほど塀やフェンスで囲んでしまうと、逆に死角ができるため、空き巣に狙われやすくなるので注意しましょう。

3.ホームセキュリティシステムを導入する
ホームセキュリティシステムを導入すれば、より強固な防犯対策が可能です。システムによっては、窓やドアの開閉を感知して警報を鳴らしたり、異常があれば警備会社に通報したりする機能も備わっています。

4.プライバシー確保が難しい

庭をフェンスで囲み外部からの視線を遮断した家

平屋はワンフロアで暮らすため、家族間の生活音が伝わりやすく、プライバシーの確保が難しい場合があります。また、すべての部屋が地上面にあるため、通行人や隣家など、外部からの視線も気になることもあるでしょう。

快適に暮らすためにも、防音対策や外部からの視線を遮る工夫をしてみましょう。

●対策方法

1.間取りを工夫する
間取りを工夫することで、家族間の生活音の伝わりを軽減できます。例えば、寝室を水回りやリビングから離れた場所に配置し、個室同士の間に収納スペースを挟むことで、音が伝わりにくくなります。

2.防音対策をする
生活音を伝わりにくくするために、壁や床に防音材を使用するのも一つの手段です。ドアは壁よりも厚みがなく、音漏れしやすいポイントであるため、防音性の高いドアを採用するのもよいでしょう。

3.窓を工夫する
通行人や隣家の視線の高さよりも上に窓を配置すれば、室内を見えにくくしながらも、明るさを確保できます。また、浴室やトイレなどのプライベートな空間では、すりガラスや型板ガラスを採用すれば、光を拡散させながら視線を遮れます。

4.外構を工夫する
高さのある塀を部分的に設置したり、道路沿いに木製のルーバーフェンスを採用したりすれば、視線を遮りつつ風通しや採光も確保できます。

また、植栽も有効な手段です。塀やフェンスの代わりに生垣を植え、背の高い植栽を窓際に配置すればより目隠し効果を高められます。
ただし、死角ができると防犯リスクが高くなるため、適度な透け感を確保するとよいでしょう。

5.収納スペースの確保が難しい

小屋裏収納を設けた家

平屋はワンフロアの中に、居住スペースと収納スペースを確保しなければなりません。そのため、居住スペースを優先すると、収納スペースがどうしても狭くなってしまいがちです。
特に、家族が多い場合は、それぞれの持ち物が増えるため、収納スペース不足で困らないよう、事前に対策を考えておきましょう。

●対策方法

1.ロフトや小屋裏収納を活用する
天井高を有効活用することで収納力を高められます。例えば、ロフトや小屋裏収納はデッドスペースになりがちな天井付近を収納場所に変え、居住空間を圧迫せずに収納力を向上させます。

2.壁面収納を活用する
壁一面を壁面収納にする方法ならデッドスペースを有効活用でき、細々したものをスッキリと収納できます。例えば、リビングの壁一面に造り付けの壁面収納を設置すれば、テレビやAV機器、書籍、雑貨などをまとめて収納でき、見た目もすっきりとした印象に。

また、廊下や寝室の壁も収納として活用すれば、収納力が大幅にアップします。

6.風通しが悪い

風通しのよい明るいリビング

平屋は横に広がる構造のため、風が通り抜けにくくなるというデメリットがあります。特に、間仕切りが多い場合や窓の配置が悪いと、空気が滞留しやすく、湿気がこもりやすくなります。

カビやダニの発生や、シックハウス症候群などの健康問題を引き起こすこともあるため、通気性を確保するための工夫をしましょう。

●対策方法

1.窓の配置を工夫する
風の入り口と出口を意識し、対角線上、または複数の面に窓を配置して、風の通り道を作りましょう。また、風の流れを考慮して、窓のサイズや形状、開閉方向を工夫するのも有効です。

風通しに配慮した窓の配置は、素人ではわからない部分でもあるので、設計時に通気性を考慮してもらうとよいでしょう。

2.換気システムを導入する
自然換気だけでは不十分な場合は、換気システムを導入することで、強制的に空気を循環させることができます。特に、高気密・高断熱住宅の場合は、計画換気が不可欠です。24時間換気システムや全館空調システムなどを検討してみましょう。

7.日当たりが悪い

吹抜け空間と高窓を設けた開放的なリビング

平屋は周囲に高い建物があると、日当たりが悪くなるという懸念があります。日当たりのよさは過ごしやすさに直結するため、対策方法を知っておきましょう。

●対策方法

1.窓の位置と大きさを工夫する
南向きの大きな窓は、太陽光を最大限に取り込む効果があります。採光面積を広げることで、明るく開放的なリビングを実現できるでしょう。
また、高窓やスリット窓は外からの視線を遮りつつ、太陽光を部屋の奥まで届けられます。

2.天窓や吹き抜けを設置する
天窓や吹き抜けを設置すると、上から光を取り込めるため、周囲の建物に影響されず安定した採光が期待できます。特に北向きの部屋や、隣家と距離が近い場合に効果的です。

3.中庭を設ける
周囲を建物に囲まれている場合、中庭を設けるとプライバシーを確保しながら、家全体に光と風を届けることができます。しかし、中庭のサイズや位置は、得られる採光や通気性に大きく影響するため、設計担当者によく相談し、希望を実現するための最適な中庭プランを提案してもらいましょう。

8.水害リスクへの懸念がある

防災マップと家の模型

洪水や豪雨などが発生した場合、2階建て住宅であれば2階に避難することで被害を軽減できる可能性がありますが、平屋の場合は、家全体が浸水による被害を受けるリスクが高まります。
特に、近年はゲリラ豪雨や大型台風の上陸が増えており、水害リスクへの対策はこれまで以上に重要になっています。

●対策方法

1.ハザードマップを確認する
国土交通省が提供するハザードマップで、過去の浸水実績や、今後の浸水想定などの情報を確認できます。建築予定地の水害リスクを確認した上で土地の購入を検討しましょう。

2.基礎のかさ上げや土地の造成を検討する
建物の基礎を高くすることで、浸水のリスクを軽減できます。また、盛土をして土地を高くする方法もあります。

平屋暮らしをおすすめする理由

平屋のデメリットを紹介しましたが、平屋にはそれを上回るメリットもたくさんあります。ここでは、平屋暮らしをおすすめする理由を紹介しましょう。

生活・家事動線がスムーズになる

平屋の間取り図

平屋の一番の魅力は、生活のしやすさです。ワンフロアで生活が完結するので、上下の移動がなく、生活動線や家事動線がスムーズになります。

例えば、洗濯物を干すときも、重い洗濯物を抱えて2階のベランダまで移動する必要がありません。階段がないため、掃除をするのもとても楽です。すべてのフロアをロボット掃除機に任せられるのもポイントです。

家族のコミュニケーションが円滑になる

リビングと小上がりの和室でくつろぐ家族

平屋はワンフロアで生活するため空間が繋がりやすく、家族同士の距離が近くなります。そのため、自然と会話が増え、互いの状況を把握しやすくなるのがメリットです。
リビングを中心とした間取りにすれば、自然と家族が顔を合わせやすくなり、コミュニケーションを取る機会も増えるでしょう。

開放的な空間を作れる

勾配天井で開放感を感じられるLDK

平屋の場合、天井高を自由に設計できるというメリットがあります。例えば、LDKに勾配天井や吹き抜けを採用して、視覚的な広がりや開放感を強調することもできます。
また、大きな窓を設置すれば、屋外の自然光をふんだんに採り込めます。このような工夫で、室内空間と外部空間がひとつにつながり、空間全体をより広く見せられるでしょう。

バリアフリーで暮らしやすい

明るいリビングで走る子ども

平屋には階段がなく、高齢者や小さな子ども、身体の不自由な方にとって移動がしやすく、安全な住まいといえます。老後に備えて、または将来的に介護が必要になった場合でも、2階建てより改修箇所が少なく済むケースが多く、バリアフリー化などのリフォーム費用を抑えられるでしょう。

庭との繋がりを満喫できる

庭とつながるリビング

平屋は、庭との一体感を味わえることが大きな魅力です。大きな窓を設置すれば、室内にいながらにして自然の光や風、緑を感じることができ、開放的な暮らしを実現できます。

また、庭を室内のデザインの一部とする「借景」の考え方を取り入れることで、おしゃれな空間を演出可能です。ウッドデッキやテラスを設置すれば、屋外リビングとして食事やティータイムを楽しんだり、子どもの遊び場として活用したりできます。

高い耐震性が期待できる

耐震性を表す家の模型

平屋は2階建て住宅と比べて、建物全体の重心が低くなっています。そのため、地震の揺れによる影響を受けにくい耐震性の高い構造といえるでしょう。

また、平屋は2階建て住宅に比べて建物の構造がシンプルです。正方形や長方形といったシンプルな形の建物は地震の際に力が集中しにくく、建物全体で揺れのエネルギーを分散・吸収しやすいため、ダメージを低減できます。

メンテナンスが楽になる

外壁をチェックする作業員

平屋は、メンテナンスのしやすさも魅力です。2階建てだと見えない屋根や外壁の上部も、平屋なら容易に確認できます。2階建てのように高所作業をする必要がないため、点検の負担が軽減されます。
また、自分で確認できる範囲が広いため、業者に依頼する頻度を減らし、費用を抑えることも可能です。

太陽光発電に向いている

太陽光発電を乗せた戸建て住宅の屋根

平屋は屋根面積が広く、太陽光パネルをたくさん設置できるため、太陽光発電に適しています。太陽光発電システムを導入すれば、消費電力の多くを自家発電で賄えるようになり、光熱費を大幅に削減できる可能性があります。

さらに、余剰電力を蓄電池に貯めておいて停電時に利用できるほか、電力会社に売電して収益を得ることも可能です。

自分らしい理想の平屋を建てるならSHOEIの家へ

ナチュラルな外観の平屋

平屋の注文住宅には、建築費用が高くなりやすい、広い土地が必要になるといった課題はあるものの、ご紹介したような工夫を家づくりの際に取り入れることで、デメリットを克服できます。

長期的な視点で見たときの生活の質の向上や、将来を見据えた住まいとしての価値を考えると、平屋は検討する価値のある選択肢といえるでしょう。
そして何より、ワンフロアで生活が完結する平屋には、効率的な家事動線や家族の繋がりやすさ、バリアフリー性など、多くの魅力があります。

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