こんにちは、SHOEIの家です！

家の素材を選ぶ時、せっかくなら自然素材を使いたいという方も多いのではないでしょうか。
今日ご紹介する「珪藻土」もそのひとつです。

珪藻土は、バスマットやコースターなどで最近ではお馴染みの素材なので、もう知っているという方もいらっしゃるかもしれません。
珪藻土は、藻類に分類される「植物プランクトン」の一種で、海底や湖底、川底などに堆積し化石化したもののことです。

特性は、無数の微細な孔（穴）を持つ多孔質構造。
耐火性が高いことから、古くから耐火レンガの原料や七輪に使われるなど、生活の身近なところで使われてきました。
また、この微細な無数の孔（穴）があることで、「調湿効果」や「消臭効果」があるのも特長です。

【珪藻土を使うメリット】

◆調湿効果
無数にある非常に小さな孔（穴）が、室内の余分な湿気を吸着したり、逆に室内が乾燥している時には湿気を放出したりして、部屋の湿度を安定させて快適に過ごせる空間を作り出してくれます。
調湿効果があると言われている漆喰よりも、珪藻土の方が調湿効果は高いです。

◆脱臭・消臭効果
空気中の水分子に付着しているニオイ分子を、湿気と一緒に吸収。
生活の中で発生する嫌なニオイを取り込み、消臭してくれます。

◆耐火性が高い
珪藻土は融点が約1250度もあり、火に強いことで有名です。
そのため昔から七輪やコンロ、耐火レンガとして利用されています。

以上のほかにも、断熱性に優れているなどの特徴もあり、家の素材としてもとても優秀であることがお分かりいただけると思います。

特に、次のような方におすすめです。

◆アトピーやシックハウスに悩んでいる方

シックハウスやアトピーなどのアレルギー要因の一つとして、住宅建材の化学物質の影響が指摘されています。
自然素材の珪藻土は、有害な化学物質を含んでいないため、アレルギー症状に悪影響を及ぼすことがありません。

◆結露に困っている方

珪藻土は、水分を素早く吸収するほど吸水性と吸湿性に優れています。
珪藻土バスマットをイメージすると分かりやすいですね。
室内の湿度が高いと、その分結露が発生しやすくなりますが、珪藻土が室内の余分な水分を吸収、湿度を自然と調節してくれることで、結露やそれに伴うカビの発生も防いでくれます。

◆小さなお子さまがいる方

子どもにとって、家は１日の大半を過ごす場所です。
だからこそ、特にアレルギー症状などを引き起こす化学物質は、できるだけ遠ざけてあげたいものです。
自然素材の珪藻土なら、小さなお子さまがいるご家庭でも安心して使えますよ。

快適な室内環境を作ってくれる「珪藻土」。
念願のマイホームを建てるなら、家の素材にもこだわって、より気持ち良く過ごせる家づくりを考えてみてはいかがでしょうか。