“営業に向いていなかった”自分

正直なところ、日々そう思うことはあります。

いわゆる「営業っぽい」軽快なトークや盛り上げ上手なタイプではなく、初対面の場面では今でも緊張してしまいます。

ただ最近は、お客様が営業に求めているものって、本当にそれだけなのかな？と感じるようになりました。

それよりも、誠実な対応と正確な知識、そして納得できる情報の提供を重ねることで、信頼していただけるのだと実感しています。

自分らしい関わり方で、お客様の力になれること。それが今の営業スタイルです。

営業人生で”一番しんどかった場面”

能登半島地震の際には、被災されたお客様やそのご家族、また私の知人からのご相談が相次ぎました。

長年住宅の仕事に携わってきたにも関わらず、直接手助けできないことが多く、悔しさや無力さを感じることもありました。

でも、それでも「今、自分にできる最善は何か？」を考え続けました。

新築にこだわらず、中古住宅のリフォームや土地情報の提供、ローンや登記のご相談など、できることを一つひとつ丁寧に。

それが少しでも誰かの安心につながるなら、この経験も自分の糧になると信じています。

そして将来的には、施工エリアを能登に広げ、被災地での建て替えも支援できるよう成長していきたいと考えています。

営業トークよりも効いた“ひとこと”

「能登出身です」

これ、実は能登の方にとってはとても大きな共感ポイントなんです。

「能登の人に悪い人はいない」と、ちょっと冗談交じりに言われることもありますが、地元の人同士だからこその信頼や安心感って、確かにあるなと思っています。

私自身もその中の一人です。

お客様へのメッセージ

家づくりって、ワクワクすることもたくさんありますが、同時に悩んだり迷ったりする場面も多いものです。

そんな時には、どんな些細なことでも気軽にご相談ください。

お一人おひとりの暮らしにとって本当に良い選択ができるように、
その背中をそっと押せるように、これからも誠実に、そして真摯に向き合ってまいります。